その他の活動(講演会/セミナー/フォーラム・イベント・協議会だより)

講演会/セミナー/フォーラム

●マンション管理セミナー 令和6年7月21日(日) 14時~16時  
テーマ「築浅マンション、高経年マンション、小規模マンション、それぞれの課題とその対応」状況  
講師 : 塩津 富久郎{埼玉県マンション管理士会理事(マンション管理士)}



 今回は「築浅マンション、高経年マンション、小規模マンション、それぞれの課題とその対応」というテーマで、参加者にマンション経年を確認して、築浅・高経年・小規模別にそれぞれの課題を説明していました。約1時間30分弱で終了し、その後に質問時間を取り、各質問者へ回答していました。それでは少し内容を紹介しますと、最初に全ての課題の前に理事会の役割(仕事)を説明し、マンション管理の適切な管理(体制・資金確保)が重要で有ることを説明し、次にテーマとなる各マンションの課題の説明に入りました。主な概要は以下の通り、また、今回の資料はこちらをクリックして下さい。
 尚、この度の講習内容の動画はこちらをクリックするとyou tubeにてご覧頂けます。また、それぞれの課題下線部をクリックすると動画がご覧頂けます。

◎築浅のマンションの課題と対応(2-12-2
 分譲会社のアフターサービス、理事会の仕組み作り、資金の運用(管理費・積立金)について
①分譲会社のアフターサービス(共用部)内容を期限年数毎に説明があり、特に重要としていたのは2年時です。後は最終年の10年でこの2回は第三者の調査を入れて確認した方が良いと説明がありました。
②管理規約・管理委託費・修繕積立金・長期修繕計画の確認及び見直し

◎高経年マンションの課題と対応(3-13-2
建物・設備の老朽化・陳腐化(管理の困難さの増大)、居住者の高齢化(役員の高齢化)による管理能
力の低下、資金需要のピーク(築30年~40年の10年間が費用のピーク)管理の困難化、資金需要に
対応できないマンションの増加
➀管理の継続性(理事会の仕組み作り)では良きリーダーの選任と協力者を(輪番制より立候補を踏ま
えた選任者等、専門家(マンション管理士等のコンサルタント)の活用
②必要な運用資金及び将来設計(長期修繕計画に基づく資金作り)最近の物価上昇率の紹介

◎小規模マンションの課題と対応(4-14-24-3
(平成30年の川口市調査で998棟中59戸以下72.2%又は39戸以下で50.3%)
  大中規模に比べ戸当たり負担(管理費・修繕積立金)が割高になり易く、また、管理会社はあまり積極
的(管理会社は利益団体にて資金力が無ければ会社側からの契約解除)にならない。その他役員のなり
手不足がちになる。
①負担率の軽減(ローコスト化)管理会社から自主管理等経費削減(管理費・電気代・保険料)
②長期修繕計画の見直し(修繕積立金の改定や国・県・市等の補助金制度を確認して利用できる物は活用する)収入源の見直し
※1.マンション管理センターの「長計・修繕積立金算出サービス」(1棟3万円程度)や住宅金融支援機構の「長期修繕ナビ」(無料)の活用する(下線部をクリックすると各リンク先にて確認が出来ます。)。
※2.別途収入増への模索として空きスペースの有効活用(トランクルー等外部へ貸し、屋上等へソーラーパネル設置他。




●マンションフォーラム 令和6年2月18日(日) 14時~16時  (参加者53・名他9名)
・テーマ :「マンションの防災対策」の開催状況 
・講 師:川口市危機管理部 危機管理課 「瀧野 恵大」氏、「大木 真和」氏

  今回のマンションフォーラムは市役所の出前講座を申し込みしてこの講習をしました。これは皆様のマンションでも、同様に危機管理課へ出前講座の申し込み条件に合わせて防災出前講座依頼書にて、お申し込みが出来ますい。(申し込み条件10名以上・プロジェクターによる投影場所・駐車場1台分を準備して日程が合えば出来ます。)  

 今回の状況で今までにはなく、元旦から大変だった能登半島大地震のせいか、参加者が早い内から定員オーバーとなる状況でした。定員オーバーになり残念ながら参加出来なかった方には大変申し訳ありませんでした。当日資料を参考にこちらをクリックして下さい。一部小さくて見ない等は川口市の防災本(防災本の内容はこちらをクリックして下さい)を確認願います。講習内容は「自助・共助・公助」の役割からでした。それから、「地震編」続いて「水害編」と、最初の地震編では直接、地震で亡くなった方よりも火災・津波・家具の転倒等でなくなった方のほうが多いと言うところから、自宅の備えと避難時の注意でした。交通麻痺による帰宅困難者などの受け入れや車中泊避難場所(市内の「イオンモール川口・前川」受け入れ場所)等の話でした。また、最近では長周期地震による10階でのゆれ方ビデオをみての揺れの違い。続いて水害編では外水氾濫と内水氾濫の注意点です。特に川口市ではゲリラ豪雨(2019年の大雨)等により排水ポンプが追いつかず、内水氾濫で床下浸水などでした。荒川堤防が決壊した場合は市内北側の高台方面へ避難や垂直避難です。マンション内でも合意を取っておかないと上階避難が出来ないことがあると言うことでした。また、断水時にはマンション在宅避難でも注意する点では水や食料の1週間分用意とトイレです。また、使用済みの携帯トイレの処理方法(凝固剤があるものは一般ゴミで収集可能)です。

 その後の質問タイムでは、避難物資はマンション居住者分ももらえるか(何日分は不可)居住者分を連絡して纏めてもらうことは出来る。また、起震車体験等は出来るか、防災フェア等で体験(管理部署は川口市消防局警防課へ問い合わせ)が出来る。他に、エレベーターの閉じ込められた場合の対処方法(エレベーター会社へ連絡)、川口市の給水場所(市内学校等の指定避難場所)等でした。



●管理セミナー  令和5年7月23日(日):14~16時 【参加者51名】
          テーマ:『管理組合の役員の為の基礎講座』
          講 師:吉澤 康博(マンション管理士:区分所有者)

 今回のセミナーは管理組合の最近役員になった方への基礎として講話が始まりました。最初は雑駁な話でマンションの騒音問題から、住む環境の選択として隣人は選べない。また、その関わりは少なくてすむから、マンションを選んだと言う様な話から始まり、管理組合の役員組織等の説明でした。その中でも監事の役割については以前からの専任方法とは変り標準管理規約に基づく手法と事例紹介をして、監事の重要性と管理組合(理事長)組織に触れていました。また、マンションの建替え期限について考えた場合、事例紹介をしながら、長期修繕計画の必要性と見直し事情の事。個々のマンションの設備の仕様差により、色々な設備管理によっては最近の情勢変化(戦争・物価上昇・物資供給・人件費)を考えながら、修繕費用等、特に話し合いの重要性と合意形成が必要とした話題や体験談を踏まえての話でした。(今回のセミナー資料はこちらをクリックして下さい
 参加者の質問では自分のマンションの問題を質問していたが、複合型マンションの運営方法では、上部組織の理事会で決定事項となる。個室の区分所有者だけでは決めるのは難しい、相談窓口等はないか。「市が絡むようならば議員等へ相談するのも良い。」また、法律的な相談等はどこにすれば良いか。「マンション管理士ではなく弁護士等他にも市・県相談窓口へ、その前にネットによる検索で調べる。」修繕情報(工事会社)等が集められないか。また、纏められないか。「業者の紹介出来ない。また、個々の設備により纏めることは難しい、そこでネットで検索するとか、当協議会の情報交換会を利用して検知を広げて欲しい。判断するのはそれぞれの管理組合です。」


●マンションフォーラム  令和5年2月12日(日) 14時~15時30分
・テーマ:「川口市防災体制認定マンション制度」について
・講 師:川口市危機管理部 危機管理課 「瀧野 恵大」氏、「大木 真和」氏
・パートナーステェーション会議室1・2・3利用 定員70名(参加者56名 講師含め総員62名)

 この度のフォーラムは昨年の管理セミナーにて「川口市マンション管理適正化推進条例」の第2弾続編となります。
その際、認定マンション制度の内容については危機管理課からの説明の方が詳しい説明が出来るということでした。
と言うことで、今回の運びとなりました。

 今回ではコロナ禍が少し収まったのか?参加者も多かっ
たのですが、キャンセルも多少有りました。

 さて、内容については「防災認定マンション制度」というのは災害時の大事な事で共助(阪神大震災の説明)の話とコミニティ作りの重要性(地域及び隣人のつながりマンション内は希薄になりがち)にてマンション内で取り組める制度にする事でマンション内の共通な課題となります。この制度にはブロンズ・シルバー・ゴールドの三つの認定がありブロンズの内容は基準が少なく取り組み易く、シルバー・ゴールドと基準内容が上がっていきます。詳細についてはブロンズ認定の表を確認して、その後に今回認可を得たマンションの事例で説明がありました。今回の説明で認定制度とは別に2月1日付け気象庁発表の「長周期地震の注意点と危険(警報)度の階級説明もありました。これらの内容は以下の下線部をクリックすると ①今回資料、②川口市防災認定マンション制度(パンフレット・申請書(ブロンズ認定シルバー認定ゴールド認定))、③気象庁「長周期地震動説明ビデオ」動画へリンクして内容が見られますのでご確認下さい。また、今回の質問の中では、市は自治会だけではなく管理組合での補助金制度のあり方も検討して欲しい。

 なお、この認定制度は義務ではありません。任意です。
今後は各マンションで取り組む課題にはなると思われます。設備を考える際に地震だけではなく荒川沿いでは水害も考えられます。建物が壊れなくても停電は電源設置場所・受水槽・エレベーター・機械式駐車場等)マンションにとっては重要設備です。再度ご自分のマンションを確認して下さい。

●マンション管理セミナー 令和4年7月24日(日) 14時~15時30分
テーマ 「川口市マンション管理適正化推進条例」について
講 演 川口市住宅政策課 住宅管理促進係 課長補佐兼係長  松木 利史 氏
パートナーステーション会議室1・2・3利用:定員70名(参加者56名 講師含め総員63名)


 今回の管理セミナーは川口市が始まって以来マンションに関わる条例を施行したことにより、マンションの管理組合役員の方達が集まったのかと思われます。今回の内容は資料(「今回の資料」ここをクリック)に基づき、条文(「川口市マンション管理適正化推進条例」ここをクリック)の解説をして、法的な意味合いを説明していました。実態把握の内容では管理組合のポストがないマンションでは専用ポストを設ける事例説明があり、まずは実態調査として各マンションへ管理状況報告書(7月14日送付して回収を8月19日迄)により、把握してからと言う事です。この実態調査後にはどのような形で発表されてどのような形にしていくかが楽しみなところであります。また、防災制度(「防災体制認定マンション制度」ここをクリック)の内容ではランクがあり、詳細については主管部署の川口市危機管理部であるため、紹介程度でした。質疑の中では管理組合・市・国はどう責務を考えているか等の意見もありました。担当だけでは答えられない内容でもありました。当協議会では市内のマンションが1,000棟以上もあるのに、市としてマンションに関心をもち、取り組む姿勢が出てきたことでは一歩前進したと思いました。これからがどう進むか楽しみです。
 今回、感じたことは参加者が多かった。管理組合としても関心があった内容であったと思います。また、第2弾として今回の続きとして、防災体制認定制度の内容をお届けしたいと思います。
 この度残念ながら参加で出来なかった方へ、上記「今回の資料」及び「条例」・「防災制度」については上記の下線部クリックすると資料または川口市のホームページ内の掲載ページへリンクしますので、参考にして下さい。


●マンションフォーラム 令和4年2月20日(日) 14時~16時
テーマ :「マンション居住者が災害から生き残る対策」
講 演 :櫻井 哲夫 氏(ブローデン青木町公園自治会 自治会長)
ユーチューブ:フォーラム内容動画掲載

No URL(アクセス用) 上段:ユーチューブタイトル、  
下段:目次(内容)
時間
1 https://youtu.be/I7hDlSqJYfk KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート1 9:02
第1章:防災訓練の様子(資機材の紹介)
2 https://youtu.be/XrCkPt91CIg KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート2-1 10:03
第2章:地震における対策、意味のない家具の固定①
3 https://youtu.be/1VhQZ-luJV0 KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート2-2 11:22
第2章:地震における対策、意味のない家具の固定②
4 https://youtu.be/FELJBkczM9g KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート3 6:52
第2章:地震における対策、マンション内の危険地帯・盲点
5 https://youtu.be/FwmQMMzh9l4 KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート4-1 7:15
第3章:水害における対策、被害となる状況
6 https://youtu.be/7dDCE4t3On4 KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート4-2 8:39
第3章:水害における対策、停電・断水その備えは?
7 https://youtu.be/rppNwT5bzPc KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート4-3 7:41
第3章:水害における対策、備蓄食料の備えは?
8 https://youtu.be/25tNLAhpkrw KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート5-1 13:19
第4章:水害における対策、避難所へ行く時、外出先から帰る時①
9 https://youtu.be/CYRHzqLX4ks KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート5-2 12:09
第4章:水害における対策、避難所へ行く時、外出先から帰る時②
10 https://youtu.be/p14QryKJf8o KMフォーラム:マンション居住者が災害から生き残る対策パート6 5:31
第5章:質疑・応答(大地震後の電気・水道の復旧は?:備蓄水は?)

 今回は感染対策に一寸触れさせて頂きます。まん延防止重点措置が3月6日まで延長となったため、定員数が50名から39名と減少になりました。オーバー時対応としてドア外での立見とキャンセル待ちの方の待機所等少しでも多くの人に聞いて頂く配慮しましたが、感染を恐れてキャンセルがあり、時間ギリギリまで調整をした結果、キャンセル待ちの方を含めて定員内に収まりました。会場では入室前にアルコール消毒・体温測定をして、会場内は蜜を避けてテーブルの間隔と座り方もスタンスをとっての実施となりました。コロナ禍でなければ参加者ももっと多かったと思われます。それだけこの講演内容の関心度がある内容と思われます。また、講師の櫻井氏は元陸上自衛隊のレンジャー隊員と言う事もあって被災地での救援活動のプロで、そこで活用した防災グッズや使用方法が聞ける事でした。
 さて、その内容は家具転倒防止器具の設置手法ですが、部屋の構造模型を見せ、どこの場所へ設置する

方が有効的かなど、判り易く説明があった。他には居住マンションでの資機材紹介と自宅の対策でした。それと避難する場合の準備等でした。その中で資機材の使用方法紹介では自宅(マンション内)の建物の構造上による器具の設置方法(冷蔵庫・家具類対策)と弱点などです。部屋に閉じ込められた場合の外部からの救出策、停電時では発電機を使用してクレーンによる上層階搬送や井戸を掘って、飲料用に浄水装置を使用しての対策、また、灯油ボイラーを使用してのお湯を沸かしての簡易風呂などの紹介でした。武蔵小杉でのマンション停電(電気室浸水)では扉へ発泡スチロール・防水テープ等での簡易対策でした。これらは他のマンションではあまり例が見られていない内容でした。それとゴミ袋70リットルを使用して色々な使用方法、ペット用の糞処理等身近にあるものを利用しての対処法です。またゴミ袋の利用して土のう作り(ごみ袋へ水を入れ「砂代わりする」土のう袋の中に入れて使用する)などでした。最後に今回キャンセルされた方や、都合が合わずに聞き逃した方の為に、次の機会を考えることにします。
 なお、今回の配付資料についてはこちらをクリックしてご覧ください。

●マンション管理セミナー 令和3年7月25日(日) 14時~16時
テーマ:マンション問題を考える、公開:意見・解決策・検討会 座長 臨海 美和
パートナーステーション会議室1・2・3利用して、コロナ禍につき定員(通常70名)35名に制限しての開催でした。参加者19名 総員25名


 今回の管理セミナーは参加者から頂いた以前からのアンケートの中で「自身マンションの問題を考える」を課題として、参加者による意見・解決策をお聞きし進めました。まずは過去アンケート1位の高齢化問題でした。次に2位の防災対策、3位役員のなり手がいない、4位大規模修繕、5位コミュニティ作りの順に聞いて、一つづつ絞ってやる予定でしたが、最初の高齢化の中で意見解決策を話しているうちに他の問題に発展したり、自分のマンションの話になるとテーマから発展し、防災対策や大規模修繕の話にそれたりしました。自分のマンションの話になると、対テーマを忘れて悪い点・良い点になっていました。が、参加者の中には自分の疑問になっている点が話題になると、真剣に聞き更には質問し自身の悩みを解決に導いていました。少しテーマに沿った形には進めなかったので、2位・3位は出てきた意見をまとめる形とし、4位5位については次なる機会(情報交換会等)を設け考える形で終了としました。
 そこで、今回の資料は皆様の意見・解決策を整理して入れ、また、その後のアンケートの中で参考になるものがあり掲載しました。是非、参加者は基よりコロナで参加を出来なかった方、今回のセミナー資料(クリックして見られます)を参考にして下さい。
 また、定期的に実施する情報交換会やフォーラム・セミナーにて、皆様へ情報を伝えて行きたいと思っております。

●マンションフォーラム 令和3年4月16日(金) 18時~19時30分

テーマ「マンション管理組合新任役員向け管理組合運営について
講師:マンション管理士 吉澤 康博 様



今回のマンションフォーラムは2月14日(日)予定をコロナ禍「緊急事態宣言中」につき、4月16日(金)へ延期しました。まだコロナ禍で自粛中ではありましたが、21名の参加がありました。この状況では丁度よい人数でした。

テーマは「マンション管理組合新任役員向け管理組合運営について」でした。内容的には新任向けの話しでしたが、参加者は新任よりも役員経験のある方が多くみられた感じでした。未経験の方を対象にした管理組合運営の全般的な話を中心にしましたが、コロナ禍対応は役員経験者でも対応方法を聞いて参考になったかと思われます。

新任役員向けの話では過去3~5年ぐらいの総会資料と3年間の理事会議事録等を見ておいたほうが良いとのことでした。(議事録等の保管は管理人室等にあるので管理組合員であるならば管理会社の事務担当または管理人へ依頼すれば閲覧は可能です。)

他のマンション運営方法(欠席役員の対応紹介)をして、わかりやすく説明をしておりました。

質疑応答では理事会の開催または中止に対しての報告等はどういう対応したら良いかでした。「これはそこの役員または規約でどう行うかを決めているか。」や「マンションのこれまでの運営により、変わると思います。」 新しい状況になったからするべきだとは、言えないと考えられます。

管理組合の理事の対応をその都度毎に柔軟に対応できるのは、その管理組合の運営等で決まります。

講師からは報告があったほうが良いが、必須ではないというのが回答でした。

最後に今回に続いて6月12日(土)18時から今回のテーマ第2弾で情報交換会を行います。

情報交換会は座長がテーマ内容から参加者へ問題や解決策等の経験談を話せるよう形式で行います。今回聞けなかった話等色々な具体的な内容が皆様から出てくるかと思います。

今回のセミナー資料(PDFへリンク)
次回6月12日(金)情報交換会のご案内・申込書(PDFへリンク)


●管理セミナー 令和2年7月19日(日) 14時~16時

テーマ「川口市の防災対策について」
講師:川口市 危機管理部 防災課 主幹兼防災係長 佐藤 信行 
                    課員 大柳 泰江



 今回の管理セミナーは過去にない新型コロナウィルス感染防止の中での開催にて、パートナーステーション会議室1・2・3利用して、定員(通常70名)35名に制限しての開催でした。
 参加者は今までの中で、少ないほうです。これは参加した方も参加出来なかった方、どちらも優輝あっての判断で参加者はコロナに負けない勇猛果敢に来た方と不参加の方は危険を察知して来なかった方(逃げる優輝)色々な事情があるかと思いますが、今回のテーマである川口市の防災対策の中で、まさしく水害(荒川氾濫による市内浸水)時に逃げる優輝となるタイミングは重要である事を説明していました。戦うのは事前の準備{自助による防災対策・行政(国・県・市)が行う治水対策}で想定外が生じたときに、どう対処出来るか。これは市民を守るため行政はどのようにして安全に避難させるかという説明でした。
 市庁舎を60年ぶりに建替えして防災に今までに無い設備の紹介と治水の状況・避難場所の増設(一時緊急避難場所:垂直避難)マンションを含めた政策の内容でした。今回参加出来なかった方へ当協議会の機関誌の「協議会便り」に一部紹介しております。また、今回の資料を参考にして下さい。また、定期的に実施する情報交換会やフォーラム・セミナーにて、皆様へ情報を伝えて行きたいと思っております。
今回のセミナー資料(こちらをクリック)
・資料提供:川口市危機管理部防災課

●マンションフォーラム 令和元年12月20日 18時15分~20時15分

テーマ 「マンションコミュニティを考える--『都市内分権』とコミュニティ政策の関係の視角から」
早稲田大学 法学学術院 教授 田村 達久 様




今回のテーマからコミュニティの内容であることは分りますが、都市内分権とは何か?最後の質問も多く、関心度が高かったように感じました。ただ肝心なことは我々自身がどうマンション内や地域との関係作りをどう出来るです。
 冒頭では住みやすい街として川口が関東1位と言う話しから始まりコミュニティ政策のこれまでとこれから、また、2040年の問題(人口縮減による社会縮小化)のことでした。本題の都市内分権とは?
①都市自体において、住民に身近なサービス・近い組織において・参加と協働のもとで展開すること
②住民により「身近な生活圏の地域で意思表明され市政に伝達され尊重される」あるいは「市民参加のための仕組み」

自治体(行政)から考えるとコミュニティ政策の「これまで」と「これから」の違いに2040年頃の人口縮減による社会情勢等の考え方でした。
※会員の皆様へは例年2月に実施していたフォーラムでしたが、教授の日程により12月に変更になりました。総会時の案内とは変更になった点をお詫び申し上げます.

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●2019年7月21日(日)マンション管理セミナー

テーマ:川口市マンション実態調査結果から見えてくるもの

講 師:川口市 都市計画部 住宅政策課 住宅政策係 係長 後藤 清高

 今年のテーマは5年に1度の市が実施している分譲マンションの実態調査を

基に概要の説明と解説でした。参加者は36名で多少少なめでしたが、参加者からはいろいろな質問があり、調査から直接的に答えられる内容とマンション事情が異なるため、答えられない等ありました。概要としては川口駅周辺地域に集中しているのと中高層の建物が増えているとのことです。ただ、前回(5年前)との大きな違いが回答率の問題でした。いろいろな事情があり回答率が下がっていることだと思います。ただ下がって居るだけではなく、回答マンション数が増えているにも関わらず回答数が前回の数より減ったことではないかと思います。市の取り組みと市民の関心度に違いがあるかと思われます。特に新築マンションが増えても都内への通勤便が良く川口都民の増加により生活に直接関係が無いような調査には関心度が低いと思われます。

なお、詳細についてはインターネットにより「川口市マンション実態調査」として検索をしていただければ川口市のホームページからPDF化された内容が表示されますので閲覧またはダウンロードをしてご覧になれますのでご確認下さい。


●2019年2月17日(日)マンションフォーラム

テーマ:洪水時一時緊急避難施設指定制度の推進対策!

講師:川口市危機管理部防災課 課長 田口 哲氏

 今年のテーマは昨年に引き続き「洪水時一時緊急避難施設指定制度」で二度目になるので関心度が減ったのか参加者は30名と昨年より少なめでした。しかしながら内容は昨年より濃い話となりました。昨年は当制度の発表直後でまだ内容があまり固まっていなかった様でしたが、今回はかなり内容が固まってきていました。実質参加企業も出てきており、マンション関係でも、検討中のところがあるようです。参加企業やマンションが増えれば、川口市も災害対策に強い町とされ住民の安全を考える町として大きな進歩だと思います。今回は質問内容も詳細になり、関心度が大きいと感じました。ただ質問については、はっきり言えるものと、検討が必要そうなものとがあり、実績が増えれば更に具体例も増え、更に充実した内容になっていくかと思われます。また、真剣に取り組みを考えているところは質問も具体的でした。

 なお、具体的な相談については防災課を訪ねて、自分のマンションの状況を相談するようにして下さい。防災課では管理組合への説明会なども準備するそうです。今後、皆様のなかで検討する等のお考えがあるところは連絡を取ってみて下さい。今後ともマンション及び住民の安全・安心を考え当協議会は皆様のお役に立てるよう努力して参ります。


●2018年2月18日(日)マンションフォーラム
テーマ:『マンションの防災体制』は大丈夫ですか?

第一部:『洪水時一時緊急避難施設指定制度』の説明と活用に関して
講師:川口市危機管理部防災課 課長 田口 哲氏

第二部:『マンション自主防災活動の事例紹介』
発表者:シャルマンコーポ鳩ヶ谷 自治会長 臨海 美和氏

 参加者は40名と会場はほぼいっぱいとなりました。第一部では川口市危機管理部防災課からの出前講座となり『洪水時一時緊急避難施設指定制度』の説明はその中での説明となりました。参加者は制度には理解したものの具体的な内容に質問が集中していました。
 また、第二部では『マンション自主防災活動の事例紹介』の実例で、質問も現実的な内容のものでした。
その後のアンケートでは一部二部とも理解したものの、一部の参加者からはどちらも具体的にどう進めていくかが話題になっていました。

   

●2017年7月23日(日)マンション管理セミナー
テーマ「高齢化・高経年化に負けないコミュニティの育て方」
講師:廣田 信子 氏

 テーマが今後どこのマンションでも係る問題につき、参加者全員が身近に感じて真剣に聴いていいました。
新築マンションを購入時にはほとんどの人が考えた事のない問題で、2度目の大規模修繕を迎える頃から終わる頃に身近に感じ避けて通れない問題です。
 セミナー後の感想では、具体的な説明で解り易く、非常に参考になりました。また、今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマでは「住民の高齢化」問題が一番で、続いいて「マンションの防災体制」「大規模修繕」等です。他にもコミュニティの必要性・管理組合・管理費修繕積立金等のマンション特有の問題でした。今後、当協議会の取り組みでは交流会・情報交換会の話題で取り上げ、「マンション管理基礎講座」や「フォーラム」にて、より良い情報提供をマンション住まいの皆様の参考になるようなにと考えております。是非、このホームページを引き続きご覧になって下さい。


イベント

●川口市ボランティア見本市 令和元年10月20日(日)川口駅西口リリアパーク

 一昨年と同会場で行われ、当ブースは周りの木々に囲まれて一瞬でも乱立する周辺マンションと別世界の中にありました。いつもながらクイズラリーのクイズでは子供から大人までが川口市の状況が分るような回答としました。回答者用に準備していた景品が終了時間前に品切れとなる盛況ぶりでした。

 

 今回は荒川の氾濫のポスターを掲示して身近な問題としました。その中で志木市のマンションにお住まいの方が見えて情報交換が出来ました。

 

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 ●川口市ボランティア見本市
 2018年10月14日(日)10:00~会場:キュポ・ラ広場

     

●川口市ボランティア見本市
2016年10月15日(日)10:00~会場:川口駅西口リリアパーク

 テーマ:「一時避難場所としてのマンション」川口市の課題として水害時の防災体制づくりに貢献、常総市を例題にして川口市も同様内容が起きる可能性ありとして、市へ働きかけ、実現方向を生み出しました。とにかく水害時には役立つ場所としては低い位置にある学校や公園より高台とマンションです。
 協議会としては市の防災課へ一時避難場所として公園だけではなく、マンションへ非難させる。その為、協力できるマンションの促進及届けで事項等の検討をしています。